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第十五話  六 貫 山

 いま、長尾地区に六貫山という地名があります。相当に広い地域で、地番がたくさんあって、郵便配達の人が、一番困りそうな所です。
六貫山というと、たいへんな高地のように思われるかもしれませんが、実際は、なだらかな台地や丘で、昔は大部分が松林と山畑でした。当町は戦前、養蚕の盛んなところで、桑畑が多かったように覚えております。
ところが、戦後この六貫山が住宅地として開発され、たちまちのうちに、地区いっぱいに住宅が建てられました。そのため、大きな地番が細分化されて、混乱をおこしているわけですが、今、地区の方々と町役場で新しい地名づくりが進んでいます。
六貫山という地名は、ずいぶん変わった地名ですが、どうしてこういう地名がつけられたのでしょうか。長尾地区にお住まいの方々にお伺いしてみた結果、次の二つの意見が出てきました。
その一つは、六箇(コ)山が変化したものだという考え方です。六貫山一帯を、長尾地区の西北から眺めますと、いくつかの起伏が続いております。その姿が六箇(コ)の山(丘)が続いているように見えますので、六箇(コ)山と最初言っていたのだというのです。
もう一つは、六貫(かん)文(もん)で買った土地だという意見です。
この地の大部分は、小鈴谷の盛田酒造(銘柄ねのひ)の所有でした。昔、江戸時代に、盛田さんのご先祖が六貫文で買い取った土地だから。六貫文の山で、六貫山という名がついたという意見です。

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